2004年11月8日(月) 『いろいろあったのねえ』
まりもさん
今日は2週ぶりの外来。
「あっ」という間にこの日が来た感じ。
朝食に、パン・ライフパック・ティグリーン・霊芝・その他のサプリメントを飲んだ。
9時頃、まりもさんから電話が来た。
まりもさん「こぶさん元気にしてる(^^)d?
私、今日外来で病院に行くんだけど、こぶさんはいつ外来なの?」
こぶ「今日、16時。」と答えると、
まりもさん「じゃあ、こぶさんに会えるのね。
その時色々話しましょうね。」という事になり電話を切った。
昼食に、ごはん・おかず少々・ティグリーン・霊芝・その他のサプリメントを飲んだ。
昼食の後、横になって少し眠った。
15時30分頃、しゅうちゃんとお家を出発した。
16時10分頃、病院に到着し、受付で保険証・予約表の確認をしたあと、2階の婦人科外来に行った。
婦人科に到着してすぐに、看護師さんが採血をしてくれた。
その後、待合室でもんち先生に呼ばれるのを待っていたら、
診察室から出て来たまりもさんに「こぶさん!久しぶりね!ヽ(^o^;)ノ」と、声を掛けられた。
こぶ「まりもさん!久しぶりです〜。髪の毛伸びましたね!(・_・)彡」
まりもさん「そうなのよ。それでこないだ美容院に行ってきたのよ。」
こぶ「そうなんだ。すっかり元気になられましたね。」
まりもさん「ええ。何だか太っちゃってねぇ(*⌒〜⌒*)。
それより、さっき婦人科病棟に、『どなたか入院しているかしら?』と思って行って来たんだけどね・・・。
9月頃、温泉さん亡くなったんだって?
セリさんが入院していて聞いたんだけど・・。」
こぶ「温泉さんが亡くなった時、こぶも入院していたの・・。」
まりもさん「そうなの?こぶさん仲良かったから、つらいわね。_(._.)_」
こぶ「うん・・・。」
まりもさん「ねぇ。こぶさん温泉さんのお宅知ってる?」
こぶ「ううん。知らない。教えてくれなかったもん。」
まりもさん「どなたか知っている方いないかしらねぇ。
お焼香に行きたいんだけど・・。」
こぶ「もしかしたら、よもぎさんが温泉さんの住所知っているかも。
聞いてみますね。」
まりもさん「分かったら2人でお焼香しに行きましょう。」
こぶ「うん。電話しますね。」それからお互いの近況について話をしていたら、
まりもさんの御主人が迎えに来たので、「じゃあね。お元気で。」と、握手をして帰って行った。
しばらくしてマーメイドさんが診察室から出て来た。
マーメイドさん「こぶさーん!久しぶりー!(^o^)//"""」
こぶ「マーメイドさん、お久しぶりです。今日は外来ですか?ヽ(^o^)ノ」
マーメイドさん「そうなの。来月から2ヶ月に1度になるんだぁ。(ノ^o^)へ」
こぶ「そうなんだ。良かったですね。」
マーメイドさん「うん。こぶさんも元気になって、良かったね!
・・・それはそうと、こぶさんが退院した後、大変だったんだよ。(;^_^A」
こぶ「何かあったの?」
マーメイドさん「うん。ゆずさんは、こぶさんがいなくなってから、寂しい寂しいって泣くし・・・。
・・・プーさん覚えてる?
あの人今度抗がん剤治療するんだって。
それで毎日泣いているしで、こぶさんの変わりに私があの2人慰めていたのよー。\(・_・ )( ・_・)/」
こぶ「そうなんだ。それは大変だったね。」
マーメイドさん「うん。特にゆずさんは、ゆずさんのベッドに誰も遊びに来なくなって寂しそうだった・・。(´_`)」
こぶ「そうなんだ・・。」
マーメイドさん「それで、電話番号知っているなら電話してあげて。」
こぶ「うん。電話してみる。」しばらく話した後、
マーメイドさんは、「こぶさん、またねー。(⌒0⌒)/~~」と、元気に帰って行った。
それから20分ぐらいして、もんち先生に呼ばれた。
こぶ「先生お久しぶりです。」
もんち先生「マーメイドさんと話していたの?」
こぶ「うん。」
もんち先生「あの人、さっぱりした人で良いよね。d(^-^) 」
こぶ「うん。」と、返事。
それから、もんち先生が入院中に撮ったMRIやCTの映像を落としたMO(なぜかこの病院はMOを使っている)を貸してくれた。
もんち先生「これ、技師さんにお願いして落としてもらったから、大変だったんだー。」
こぶ「そうなの?」
もんち先生「それに、こういうの本当は患者さんに渡しちゃいけないんだよね・・。」
こぶ「そうなんだ・・。それはどうもすみません。m(_ _)m」
もんち先生「でもまぁ今回は特別ね。それと、それ、僕が選んだ腫瘍の映像、こぶさんや御主人が見ても分かりやすいのを選んだんだけど、一応説明するね。」と、映像について1つ1つ説明してくれた。
『親切でやさしいのだ。』
もんち先生はMOに落とした映像をパソコンで見ながら、
「こぶさん、本当に(腫瘍)小さくなったね。こぶさんは癌だから、本来なら子宮取るんだけど、取らずに治ってよかったね。(^o^)」
こぶ「うん。子宮取られていたら、こんな風に笑っていられなかったと思う。」
もんち先生「だよね。でもまだ、油断はできないよ。
もし再発したら、腫瘍が今回より強くなっているし、抗体が出来て薬が効かなくなるから、子宮がある以上、慎重に経過を見ていかないといけないよ。」
こぶ「大丈夫!再発しないよ。」
もんち先生「だといいね。今のところ順調だしね。」と、珍しく目線を合わせて言ってくれた。
次の外来は、11月22日16時に決まった。
先生と話を終え、診察室を出る時、
こぶ「そういえば、今日レモン先生いますか?」
もんち先生「いるよ。何で?」
こぶ「ちょっと聞きたいことが・・。もんち先生、MOありがとうございました。」と、お礼を言って診察室を後にした。
16時10分頃病院に着いたのに、時計を見たら、17時30分になっていた。
もんち先生と25分ぐらい話をした。
『先生疲れたろうなぁ。』
1Fで会計を済ませた後、婦人科病棟に行った。
婦人科病棟に着くと、
看護師さん達に「あー。こぶさん、久しぶりー。退院してから、今日まで顔出さないなんて、白状なんだからー。心配してたのよ。」
こぶ「退院したらなかなか来ずらかったの。」
看護師さん「遠慮しなくていいのに。
それより今、こぶさんが知っている患者さん誰か入院してたかなぁ?」」とゴソゴソ調べてくれていた。
こぶ「レモン先生に会いに来たの・・。」
看護師さん「レモン先生?さっきいたけど何で?
外来だったんでしょ?」
こぶ「そうなんだけど、もんち先生に聞きづらい事で・・・。」
看護師さん「あー。」と、話していたら、もんち先生が記録室に入ってきた。
こぶが立っている後ろに『フンッ!』って感じで椅子に座った。
『気まずい・・・。』と思っていたら、
別の看護師さんに「レモン先生電話してるけど、つかまらない。」と言われ、
こぶ「・・。」
看護師さん「もんち先生は婦人科の先生だし恥ずかしがらずに聞いてみたら?」と促されたけど、
もんち先生はもんち先生で、「いいよ。僕じゃないんでしょ。ρ(-ε- )イヂイヂ」となんだかすねてしまっている。
こぶ「すみません。もんち先生。笑わないで聞いてくれる?」と、恥ずかしそうに相談をすると、
もんち先生「・・・なぁんだ!そんな事だったの?
いいよいいよ。痛くなければね。」と、大声でにっこりしながら言われた。(こぶが何を聞いたかはご想像にお任せします。(笑))
こぶ「やっぱしなー。先生は笑うと思ったんだよね。
だからレモン先生に聞きたかったのにー。」
もんち先生「ごめん。ごめん。」と言いつつ、何度も、「あっ、でも最初は痛いかもねぇ・・・。」と繰り返した。
こぶ「先生それ以上は言わないで〜。恥ずかしいじゃん。もう帰る!(゛ `-´)/」と、キレテ婦人科病棟を後にした。
こぶが病院を出たのが、18時を過ぎてしまった。
『何だかすごい疲れた・・。それにしても、もんちー!!デリカシーないんだからぁ。(;`O´)o 』
19時頃お家について、しばらく布団で休んでから、お夕飯を食べに再び外へ・・。
食事中しゅうちゃんに、もんち先生に言われた事などを話した。
しゅうちゃん「そんな事聞いたの?・・・良く聞けたねー。」
こぶ「だって・・。・・・・じゃん。」
しゅうちゃん「そうだねぇ。」と話した。
21時頃、自宅に到着し、22時には布団に入って眠った。(_ _)Zzz
2004年11月9日(火) 『 ・o・)】ゝモシモーシ♪ 』
ゆずさん
昨日の外来でマーメイドさんと『ゆずさんの話』をして、何となく気になったので、旅にでる前にゆずさんに電話をしてみることにした。
その時の会話・・・・。(・o・)】ゝモシモーシ♪
ゆずさん「あら〜こぶさん久しぶり!元気?」
こぶ「はい。入院中はお世話になりました。」
ゆずさん「私こそ〜。こぶさんには、うんと年が違うのに甘えてしまって・・・。」など、
入院中の出来事をしばらく話したあと、お互いの近況を話していたはずが、いつの間にかゆずさんの愚痴。
『近所の人が毎日来てくれるのはいいけど、ありがた迷惑』だの、『余計なおせっかい』だの聞かされてから、
こぶ「そう言えばゆずさん、外来は水曜日(ゆずさんの主治医のレモン先生の担当日)でしたよねぇ。」
ゆずさん「ええ。それはいいんだけど、昨日の夜・・・」
『話しを変えようと思ったのに・・・』
ゆずさん「昨日の夜、びわさんから電話が来てね〜、私の息子がびわさんの息子さんと同じアパートに住んでいるから、息子に私の電話番号聞かせてかけてきた
のよ。びわさんの声が大きくて、も〜う迷惑。・・・それで、先週すももさんが亡くなったって聞いて・・。びっくり!たしかこぶさんが入院していた時、すも
もさんいたわよね?(ノ^o^)へ」
『まだ続く・・・o(´^`)o ウー』
こぶ「・・・うん。」
ゆずさん「あの人9月から1度も退院しないで、ずーと個室に扉を閉めて入っていたのよねぇ。
それで、『ああもう長くはないのかしら・・・。』って思ってはいたんだけど、11月に亡くなるなんてねぇ。(ノ^o^)へ」
こぶ「・・・。」
『そういう話しは、もう良いんじゃなくって?…c(゚^ ゚ ;)』
こぶ「ゆずさん、手足のしびれは良くなった?」と話しを振ってみた。
ゆずさん「え?・・・しびれ?・・・しびれは前よりは良くなったわよ。」
こぶ「そう。良かった。」
ゆずさん「それよりこぶさん、何曜日に外来なの?」
こぶ「月曜日。」
ゆずさん「月曜日だと誰か知ってる人に会う?」
こぶ「昨日2週間に1度の外来日だったんだけど、
そこで、マーメイドさんとまりもさんに会いましたよ。」
ゆずさん「そうなの?ねぇ。レモン先生が主治医の患者さん知らない?」
『野菜さんも桔梗さんも萩さんもみなさん、月曜日だし・・。』と、考えていたら。
ゆずさん「こぶさん知らないかぁ・・・。」
こぶ「うん。」
ゆずさん「まぁ。患者さんに会うと、『がん患者』だった頃を思い出して、イヤな気分になるから。
私の場合、こぶさんもそうだけど、他の患者さんには会いたくないのよ。
だから電話も・・・。ねぇ。」
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
『あっ? 今『こぶも』って言った? ナニ?
さんざん愚痴を聞かせておいて!
ご利用ありがとうございましたってわけ?』
こぶ「あっそ〜。それじゃぁ。もう電話しませんからね!
マーメイドさんが心配していたから電話したんだけど、元気じゃん!
それでは!」と電話を切った。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ〜
『気を取り直して旅の準備でもしよっと。』
快気祝いの旅へつづく