2004年5月12日から5月22日までの闘病日記

2004年5月12日(水)   『病院に戻る』

顔
まりもさん
顔
デイジーさん
顔
ゆずさん

 今日はよく寝たはずなのに頭が痛くてズキズキする。

 朝、しゅうちゃんを仕事に送り出した後、再び眠った。
体がだるいけど夕方に病院に帰るから、それまでに洗濯掃除を終わらせないといけない。


 朝食にパンといつものサプリメントをたくさんと胃のサプリメント、クラビット100を飲んだ。
食事の後、洗濯をして布団も干した。


『治療が出来るのはうれしいけど体調が悪いのに治療していいのかな?』

 15時頃家を出発して17時頃病院に到着。
いつものように看護師さんと
「こぶさん、お帰り。」「ただいま。」やり取りのあと、看護師さんに外泊中変わった事が無かったか聞かれた。

 38度以上の熱が1回出た事と、髪がさらに抜けてきた事を言うと、
看護師さん「大変だったね。髪は治療が終わったら生えてくるからね・・。」と悲しそうにしているこぶを励ましてくれた。
体重・血圧も測った。


 病室に戻ってパジャマになってから、まりもさん・デイジーさん・ゆずさんたちのところへ。

 外泊中も、もちろんサプリメントを色々たくさんジャラジャラしっかり摂っていたから、明日の採血が楽しみ。

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2004年5月13日(木)   『hCG783』

顔
抹茶さん
顔
セリさん
顔
デイジーさん

 検温のあと、採血4本をシマウマ先生にしてもらった。

 6時30分頃お腹が痛くなって出血した。
4時間おきのサプリメントとロキソニンを飲んでベッドでじっとしていた。


 朝食においなりさん1個とサプリメントをたくさんとクラビット100を飲んだ。

 9時頃個室から大部屋に移動した。
大部屋の患者さんに挨拶をしてから荷物を片付けていたら、
抹茶さん「あなた良く見かけるけど入院長いの?」と話し掛けてきた。
こぶ「3週間おきの治療で9月ぐらいまで入院の予定です。」
抹茶さん「若いのに大変ね。何の病気?」
と聞かれ自分の病気について話した。
そこに
セリさんが「こぶさん熱下がった?」
と会話に参加して来た。

こぶ「うん。セリさんお久しぶりです。」

セリさん「明日から治療で今来たの。よろしく。」

病室でセリ、抹茶さんと3人で話をすることにした。


 11時30分頃、CTに呼ばれ2Fに移動。
胸部・骨盤内造影。


 昼食にバナナとサプリメントをたくさんとクラビット100を飲んだ。


 12時30分頃眠っていたら、こぶのひざを”トントン”してこぶを起こそうとしているもんち先生がいた。
午後から手術のある先生は、手術着にマスクをしていた。

もんち先生「こぶさんこれ。」とニッコリしながら今日の採血結果のプリントをくれた。
こぶ「うそ!hCG783だ。先生本当?」
もんち先生「これでがんばれるね。良かったね!・・・それから、・・・外泊して良いよ。」
こぶ「先生、忙しいのにプリント持って来てくれてありがとう。うれしい!」と先生に握手した。
もんち先生「17日にレントゲンね。」
こぶ「また撮るの?」
もんち先生「こぶさんは毎回(入院の度)撮った方が良いよ。」と走って病室を出て行った。急いでいたようだ。

 先生が帰った後しゅうちゃんに電話で、hCGが下がった事と外泊できる事を伝えたら「良かったじゃん。すごいね。」と喜んでくれた。

『こぶも嬉しいよ。』
14時頃迎えに来てくれる事になったから、それまで抹茶さんと話して過ごした。

 14時過ぎに、しゅうちゃんが迎えに来てくれた。

病室の患者さん・セリ・まりもさんに挨拶して、デージーさんの部屋(個室)にも挨拶しに行った。
個室のカーテンを少し開け
こぶ「これから帰ります。お世話になりました。」
デイジーさん「あーこぶさんまたね。がんばろうね。」と挨拶をして帰った。

 帰り際にしゅうちゃんに懲りずにモスバーガーに寄ってもらった。
しゅうちゃん「まったく・・・モス食べられるの?無理じゃない?」
こぶ「だって食べたいんだもん。」と、てりやきハンバーガーとサラダを注文し、お持ち帰りにして車の中で食べた。
食べた途端胃がむかむかして来た。

しゅうちゃん「ほらね。無理じゃん。」
こぶ「そうだね。」と今回ばかりは素直に反省した。

 今日から16日まで外泊する。
胃がぶっ壊れているから、
『焦らず胃と相談しながら徐々に食べて行こう。』と反省。

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2004年5月16日(日)   『また病院』

顔
セリさん
顔
まりもさん

 よく寝た。
でも、頭は痛くてズキズキしている。


 朝しゅうちゃんを仕事に送り出した後、再び眠った。
あっという間に、病院に帰る日になってしまった。
家事を全て終わらせないといけないから、ゆっくり寝てられない。


 朝食にパンといつものサプリメントをたくさんと胃のサプリメント、クラビット100を飲んだ。
 食事のあと、洗濯をして布団も干した。

15時頃、家を出発して17時頃病院に着いた。
看護師さんといつものやり取りをした後、
「熱も出なくて元気に過ごせた。」事を伝えた。
看護師さん「良かったね。」と話したあと体重・血圧を測った。

 病室の患者さんに挨拶をして荷物を片付けていたら、
セリさんに「こぶさんお帰り。」と声を掛けらた。
しばらく話をしたあと、パジャマに着替えてまりもさんの個室にも顔を出した。


 ずっとサプリメントをしっかり摂っているから明日の採血が楽しみ。

『hCG下がっていると良いな。』

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2004年5月17日(月)   『また退院』

顔
セリさん
顔
まりもさん
顔
抹茶さん

 検温のあと、
看護師さんが「こぶさん、レントゲンを撮って退院だって。」
こぶ「昨日、戻って来たのに?」
看護師さん「昨日、もんち先生が言ってたよ。」

『今日は、教授回診があるからその時にもんち先生に聞いてみよう。』

 レントゲンはご飯を食べても良いので、朝食にパン1枚とサプリメントをたくさんと・クラビット100を飲んだ。

 9時に教授回診でもんち先生が「看護師さんから聞いた?」
こぶ「いいの?帰って。」
もんち先生「本当はCRPが2以下にならないと帰せないんだけど、ロキソニンで痛みが治まるならね。いいよ」との事。
こぶ「先生に書いてもらいたい書類があるんだけど・・。」
もんち先生「何?」
こぶ「カツラの申込書。一応取り寄せてみようと思って・・。」
もんち先生「良いよ。これは受付を通さなくていいんだね。ひまわり基金?」
こぶ「そう。夏目雅子さんの・・。」
もんち先生「ああ知ってる。へぇ。」と言いながら申込書にサインをしてくれた。
教授に「退院出来て良かったね。」と言われた。うれしい!

 次の入院は23日からで、31日にMRIが入っている。

教授回診のあと、しゅうちゃんに電話して夜、迎えに来てもらう事にした。

 11時にレントゲンに呼ばれ2Fに移動。腹部・骨盤内撮影。

 昼食は食べないで、サプリメントをたくさん、クラビット100を飲んだ。

 13時頃、
セリさんが「こぶさん帰るの?気を付けてね。」と遊びに来てくれた。
しゅうちゃんが迎えに来るまでセリ・抹茶・まりもさん達と話をしていた。

『外泊と違って退院は気分が良いね。うれしい!』

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2004年5月18日(火)〜22日(土)   『味覚音痴』

 自宅に帰った日どうしても「焼肉」が食べたかったので、「牛□」に行った。
しゅうちゃんに「大丈夫なの?」と心配されるが、
こぶ「だって食べたいんだもん。」
牛○でネギ塩カルビ・牛カルビ・牛タン・キムチなどを頼んだ。

『塩カルビはなんとか食べられてホッ。これなら普通のカルビも食べられるかな?と思ったのに・・。甘かった!』
焼けたお肉を口にした途端、胃がむかむかチクチクした。
キムチなんてもってのほかで・・。
最初から予想はしていたけど、思っていた以上に胃が痛くなった。


 こうして退院して家に居る6日間は、初日に胃を壊したので、外食にも行けず家にいる事になった。
『毎回胃を壊しているこぶって・・。』

 今回もしゅうちゃんママからおかずが届いた。
『ありがたいです。』

 抗がん剤の副作用で口内炎が少しある。
これがなかなか治らない。(フ○○○ー○○トのおかげで腫れあがっていないので楽だけど)

せっかく作ってもらった、「竹の子の煮物」が歯茎にささるから食べられない。
どうしても食べたくて細かく刻んでみたら食べられた。

 抗がん剤の副作用に味覚音痴がある。
最近この味覚音痴が進行したらしい。

キャラメルがにがい。(+д+)ゲキマズー

『味覚音痴にもほどがある。』と正直ビビッた。

それと、匂いにすごく敏感になった。
ねぎ・たばこ・香水の匂いを嗅ぐと鼻にきて吐きそうになる。


治療を3回もやると髪は抜けるし、色々と体に変化が起こって、だんだんしんどくなってくる。


こぶは、hCGが下がるまで抗がん剤治療をする予定。
大抵の患者さんは6回コースで治療が終了する。
『こぶも早く治療終わらないかな。』

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