2004年2月9日(月) 『また引越し』
スミレさん
ユリさん
検温の時看護師さんに
「こぶさん、お昼過ぎぐらいに婦人科に戻るから準備しておいてね。」と言われた。
朝食におにぎり1個・サプリメントを飲む。
朝食の後、準備していると
スミレさんに「寂しくなるわね。(=_=;)シュン」
こぶ「遊びに来ます。ヾ(^◇^*)」と挨拶した。
9時頃、教授回診の日。今回は教授じゃなく、助教授による回診だった。
助教授「こぶさん、順調だね。d(-_-)」
こぶ「ありがとうございます。(^◇^)」
もんち先生「外泊中なにか変わったことはなかった?」
こぶ「ほとんど寝てすごした。」とか、色々話した。
11時30頃、産科病棟から婦人科病棟に移動した。
産科の婦長さんが病室に来たから
こぶ「お世話になりました。」と挨拶すると
婦長「そんなに丁寧に挨拶しなくていいのに。(≧◇≦)」
こぶ「ん?」
婦長「あら知らないの、もしかしたらまた来るかもってこと。」
こぶ「えっ、そうなの!(゚∀゚)?」なんて会話しながら産科病棟を後にした。
「こぶさん、お帰り。」と婦人科の看護師さん。病室は以前と同じ部屋で、ユリさんがいた。
こぶ「久しぶりです。またよろしくお願いします。<(_ _)>」
ユリさん「こぶさん、お帰り。」
すいかさんは別の病室に、さくらさんは個室に引っ越したそうだ。
昼食の時間に移動して来たけど、こぶのご飯はちゃんと婦人科に届いていた。
昼食に、おにぎり1個・サプリメントを飲む。
夕方、もんち先生が病室に来て、4日にした採血の結果を聞く。
白血球・腎肝臓の機能問題なし。
hCG値360,000
まずまずの数値。
白血球の数値が下がってないので、明日から2回目の治療をする。?
夕食におにぎり1個・サプリメントを飲む。
夜、しゅうちゃんに電話で、婦人科に移動した事と、明日から治療が始まることを伝えた。
しゅうちゃんの声を聞くと、不安な気持ちが楽になる。
しゅうちゃんは、こぶの《元気の源》。
明日から、がんばるぞー。
夜中の12時から、蓄尿開始。
2004年2月10日(火) 『メソトレキセート 2クール目 1日目』
検温の後、点滴をなすび先生につなげてもらう。
2回失敗された。
痛い。
点滴の針刺すのは何回もやってるけど慣れないならしい。
朝食におにぎり1個・サプリメントを飲む。
8時30頃、もんち先生が病室に来て
「こぶさん、がんばってね。p(^ ^)q 」と言って病室を出て行った。
毎日病室に顔を出してくれる。
『やさしい先生だな。』
10時頃パンを買いに売店に行く。
昼食は、さっき買ってきたパン・サプリメントを飲む。
12時に、シロクマ先生が病室に来た。「こぶさん、注射ね。」と、ベッドのカーテンを閉め「今日はどこにする?(。・_・)ノ0|⊃―」
こぶ「肩にお願いします。先生ごめんね。何度も痛い、痛いって言って。」
シロクマ先生「僕も筋肉注射したことがあって痛いの分かっているから。べつにいいよ。じゃあまた明日。」と部屋を出て行った。
注射の後、下腹部がグルグルして気持ち悪くて、吐き気がする。
午後、産科病棟に遊びに行った。
きていさんは、午前中に2回目の処置したのに、産科病棟を歩いていた。
抗がん剤はしなくて済むそうだ。良かったね。?
スミレさんは、白血球の数値が上がらず、いつ退院出来るかわからないそうだ。
夕方、しゅうちゃんが来てくれた。うれしい!
夕食に、パン・サプリメントを飲む。
しゅうちゃんが帰った後、TVを見て過ごす。
体がだるくて消灯時間の前に眠る。
2004年2月11日(水) 『メソトレキセート 2クール目 2日目』
さくらさん
きてぃさん
すみれさん
検温の後、点滴をシロクマ先生につなげてもらう。
朝食に、おにぎり1個・サプリメントを飲む。
10時頃、さくらさんの個室に会いに行く。
さくらさん「こぶさん久しぶり。」
こぶ「おかげんいかがですか?」
さくらさん「大変だったの。術後ICUに2日間入ってね・・。(ノ^o^)へ」
こぶ「今はとっても顔色がいいみたい。」
さくらさん「やっとね。o(^ー^)/」とか体調について話した。
昼食に、バナナ・サプリメントを飲む。
12時、リス先生が注射をしに来た。今日は、おしりに筋注してもらう。その後、発熱・動悸・おなかが痛くなった。
『かなりやばい。(´◇`|||)』と思って氷枕をしてベッドでじっとしていると、14時頃、きてぃさんが病室に来てくれた。
きてぃさん「こぶさん、大丈夫?」
こぶ「だめ。(´◇`|||)」
きてぃさん「すみれさんの病室に行かない?」
迎えに来てくれたようだ。
本当はつらくて行きたくないんだけど、せっかくだから行くことにした。
産科に遊びに行くと、
すみれさんが「白血球の数値が上がらないから家に帰れないの~。こぶさん、また遊びに来てね。」と言われた。
きてぃさん「こぶさん、hCGが下がったら胸小さくなるよね。(*´∀`)」
こぶ「急にしぼんで、悲しいね。(´∀`*)」と胸の話をした。
夕食の時間になり、こぶは婦人科に、きてぃさんは病室に戻った。夕食におにぎり1個・サプリメントを飲む。
19時頃、珍しくタコ先生が病室に来た。
タコ先生「こぶさんどう、調子?(^-^)」
こぶ「発熱・動悸・おなかの痛みがある。(゚□゚;)ノ 」と言うと、
タコ先生「薬が効いてきたんだね。他に心配事ない?d(-_-)」
こぶ「他は・・。胸がしぼんだ事かな。」
タコ先生「胸?それは専門外だし・・・、まいったなー。(*^o^*)」と、照れながらも色々と教えてくれた。
hCGが急に下がると、一気に胸がしぼむそうで、
「心配ない。d(-_-)」と言ってくれた。
『主治医が男の先生だから聞くほうも恥ずかしいな。』
先生が帰った後、しゅうちゃんに電話する。
2004年2月12日(木) 『メソトレキセート 2クール目 3日目』
ゆずさん
朝から気持ちが悪いし頭が痛いので、ロキソニンを飲む。
12時にシロクマ先生が来た。
肩に筋注する。
ゆずさんが退院した。
また3月に治療で来るそうだ。
「同じ部屋になったらよろしく。(・∀・)」と言って退院していった。
胞状奇胎のきていさんも今日退院で、婦人科にあいさつに来てくれた。
さくらさんが個室から6人部屋に移動した。
もう、点滴もしなくていいそうで良かったね。
抗がん剤の合間の退院に「おめでとう、良かったね。」と言う人がい
る。こぶは「ん?」と思う。また治療で、すぐに入院する患者さんに対して「おめでとう。」はちょっと・・と思う。「お大事に。」でいいと思う。術後、治療
しない患者さんでも、決して「おめでとう」という状態ではないし・・・。「おめでとうはきついなー。」と思うのでこぶは使わないようにしよう。」
19時頃、助教授回診があった。
助教授に「こぶさん、順調だね。(^ ^)/」と言われうれしい。
もんち先生にも「良かったね。」こぶニッコリ。
20時頃再び、もんち先生が病室に来た。
「カンファレンスルームで話そう。(^o^)σ」と言われ移動する。
カンファレンスルームで、もんち先生がカレンダーを指差して
「今の所順調だね。このまま行けば、4月半ばには外来だね。d(^-^) 」
こぶ「薬が効いてよかった。ε-(´o` )ホッ」
もんち先生「あと、今度の土・日で退院していいよ。」
こぶ「本当?いいの。o(@^ー^@)o 」
もんち先生「うん、いいよ。」
やっぱり、外泊じゃなく退院は気分が違うね!
電話してしゅうちゃんの都合を聞かなくちゃと思い電話した。
2004年2月13日(金) 『メソトレキセート 2クール目 4日目』
ユリさん
朝からだるいし胃がムカムカするので胃のサプリメントを飲む。
食欲なし。朝食におにぎり1個・サプリメントを飲む。
10時頃、売店に買い物に行く。
昼食に、買ってきたパン・サプリメントを飲む。
12時、シロクマ先生が来た。今日はおしりに筋注の日。
こぶ「えっ先生がするの。恥ずかしい。(/-\*)」
シロクマ先生「やっぱり、そうだよなー。(^_^;)」
こぶ「うん」と言ったら帰って行った。
リス先生が来るのを待っておしりにしてもった。
そのあとは、部屋でおとなしくテレビを見て過ごした。
夕食に、おにぎり1個・おかず・サプリメントを飲む。
19時頃、ゆりさんから相談をうける。
おなかを切開している彼女は色々聞きたいことがあるんだけど、主治医が男の先生なので聞けないと言う。
(産婦人科なのに男の先生が多く女の先生は2人しかいない。)
こぶ「うさぎ・レモン(初登場 2人とも女の先生)先生に声かけて聞いたら?」
ユリさん「恥ずかしくて声を掛けらんな~い。(´~`;)」
こぶ「女の先生見かけたら、声掛けるね~。」
ユリさん「ありがとう。よろしくね。\(^_^)/」
こぶ「明日退院するから会えるかどうかわかんないよ。」なんて話をしていた。
男の先生には色々と聞きずらい事が多い。(何かはここでは書かないけど。)
『女の先生が主治医だと色々聞けていいのにな。』とも思う時がある。
21時過ぎ、頭が痛く眠れないから氷枕を貰いに記録室に行くと、もんち先生となすび先生とうさぎ先生が記録室にいた。
もんち先生「頭痛くて寝れないの?」
こぶ「うん。(/´。`\)」と言いながら側にいたうさぎ先生に声を掛けた。
こぶ「あの、ウサギ先生に相談したい子がいるんですけど、いいですか?」
ウサギ先生「いいよ。誰?」とユリさんのことを話しながら病室に連れて行った。
ユリさんに「先生連れてきたよ。」と会わせ、こぶは再び氷枕を作ってもらってに記録室に行った。
記録室にいたなすび先生が「僕達も、相談受け付けてるんだけど。(¬ε¬)」とこぶに声を掛けて来た。
こぶ「男の先生に言いにくい事があるの。d(-_-)」と言うと
「そうですか(-。-;)」と肩をがっくりとさせ悲しげだった。
もんち先生は、笑っていた。
氷枕を持って病室に戻ると、
ユリさん「こぶさん、ありがとう。うさぎ先生に色々聞けた。\(*^.^*)/」
こぶ「良かったね。」
2004年2月14日(土) 『とりあえず 退院』
今日 退院する。
と言うより一時帰宅と言うべきか。
次回の入院日は2月22日で、3クール目の治療の為再び入院する。
朝食におにぎり1個・サプリメントを色々たくさん飲む。
ゆり・すいかさんも今日退院する。
昼食にパン・サプリメントを飲む。
13時頃、もんち先生が病室に来てくれた。
「風邪引かないように。それと、出血したら戻ってくるようにね。(^|0|^) 」
こぶ「風邪?ここ何年も引いてないから大丈夫( ̄^ ̄)V ブイ」
もんち先生が「それはどうかな?今寒いからねえ、気をつけてね。( ゜ー゜)σ」
と心配された。
夕方、しゅうちゃんが迎えに来たから病室の患者さんに挨拶して帰った。
しゅうちゃんに帰り際、モスバーガーに寄ってもらった。
しゅうちゃん「モスなんか食べられるの?」と聞かれ、
こぶ「たぶんね。」と言って、てりやきハンバーガーとサラダをセットにして注文し、お持ち帰りにして車の中で食べた。
こぶ「あと、おすしにラーメン・焼肉・・。(・ p ・ *)ダラ~」と、しゅうちゃんにおうちにいる間に食べたいものを上げ、「全部連れて行ってね。( ̄¬ ̄*) ジュル」と言うと、「そんなに食べたら胃がこわれるよ。」
こぶ「平気平気。」と自信満々で自宅に帰った。
自宅に到着してTVを見ていたら、
こぶ「胃がムカムカしてきた。(_ _|||)おえ~」
しゅうちゃんに「今までろくに食べていないのに、急にモスなんて食べるから・・。」と言われた。
しゅうちゃんに胃薬を持ってきてもらい飲んだ後、ふとんに横になった。
『自分の食い意地を反省し、今度からしゅうちゃんの言う通りにしよう。』
2004年2月17日(土) 『いうとおり』
朝起きたら頭が痛い。熱を測ると、38℃あった。
どうやら、風邪を引いたらしい。
10時頃病院に電話をし、看護師さんに市販のかぜ薬を飲んでいいのか聞いた。看護師さんが「いいよ。」と言うので、しゅうちゃんに薬屋に買いに行ってもらった。
『もんち先生の言う通りかぜを引いた。』最悪だ。
こうして退院中、ほとんど寝てすごした。
もちろん、 しゅうちゃんに「熱がある人連れて外食なんて無理!」と言われた。
焼肉とおすし食べに行きたかったな。( ̄¬ ̄*) ジュル