2004年6月17日(木) 『出産予定日』
今日は、出産予定日。 |
2004年6月18日(金) 『しゅうちゃんママ』
今日からしゅうちゃんは、3日間家を留守にする。
こぶを1人にするは心配だからと、しゅうちゃんママが来てくれる。
昼過ぎ、しゅうちゃんママが到着した。
しばらくして夕飯を作ってくれた。
一昨日退院したばかりで、あまり食べられなかった。
『申し訳ないな。』
しゅうちゃんママはこぶに、「何でも話していいのよ。」と、こぶの話を色々長々と聞いてくれた。
こぶは、今日ほど自分の病気について人に話した事がない。
入院している時も、こぶは自分の事はあまり話さずに相手の話を聞いている事のほうが多かった。
『患者さんは、ただ話を聞いて欲しい人が多いから・・・。』
そう思って、こぶの話しは聞かれてもあまりしなかった。
話をしない分、こぶの心に【ツライ思い】が沢山溜まっていた。
しゅうちゃんママに、こぶ自身の事を一気に話した。
『夜遅くまで話を聞いてくれてありがとうごさいました。』
心にふつふつと溜まっていた悲しみを全部出しきった感じ。
『こぶは、もう大丈夫!あースッキリした。』
2004年6月19日(土) 『お尻が痛い』
朝からお尻が痛い。
『今まで寝ている事が多かったのに、ずっと起きているからかな?』
しばらくは、ジンジンする痛みを我慢していたけど、すご〜く痛いくなってきた。
それに、時々吐いたりしてかなりしんどい。
熱は37.5度。ビミョーに高い。
朝ごはんを食べないで、アイスとサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んで布団でじっとしていた。
じっとしていてもお尻が痛い。
ロキソニンを飲んでも痛みが取れない。
『もしかしてまた熱が出るのか?』
病院に電話して「今から来てください。」ということになっても、車はしゅうちゃんが乗って行ったので『ない』。
電車で行くのも体力的に無理だから、『今日1日我慢しよう。』と思って布団でじっとしていた。
しゅうちゃんママは、こぶが隣の部屋で吐いていたのを聞いてすごく驚いたようだ。心配して、慌ててこぶの部屋に来て背中をさすってくれた。
夕食に、こぶが食べられそうな物を作ってくれるけれど、お尻が痛くて起きていられない。
ほとんど食べられなかった。
それでも、サプリメントたくさんとフェログラ2錠だけはを飲んだ。
4時間おきのサプリメントも忘れずに飲んだ。
サプリのおかげで今まで骨髄抑制が起きても白血球・好中球・血小板が下がらないで治療が出来た。
こぶにとってP社のサプリは
『これを飲んでいればガン細胞が死滅する。』
と確信できて、がんの恐怖心を取り除いてくれる大きな役割を持っている。
『どんなに辛くてもしゅうちゃんの為にもがんばるぞ!』
2004年6月20日(日) 『起きていられなくなった』
今日も朝からお尻が痛くて起きていられない。
吐き気もあるからご飯が食べられない。
朝食にパン半分とサラダ、サプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。
あまり食べないこぶを心配して、しゅうちゃんママがお昼に冷やし中華と餃子を作ってくれた。
冷やし中華少々と餃子を2個食べた。
一緒にサプリメントをたくさんとフェログラ2錠も飲んだ。
13時頃しゅうちゃんから電話があって、18時には帰って来るそうだ。
17時頃しゅうちゃんママは帰って行った。
『お母さんが来てくれた事と、1人で実家で留守番しているお父さんに感謝です。
すごい助かりました。』
18時頃しゅうちゃんが帰って来た。
しゅうちゃんはこぶを見るなり、
「これから電話して病院に行くよ。」
こぶ「明日外来で病院に行くから。」としゅうちゃんを説得して家でおとなしく寝ていた。
『お尻の痛みは大腸菌?まさかねぇ。』
2004年6月21日(月) 『血液に大腸菌』
今日も熱が37度を超えた。
お尻の痛みも我慢できないほどだ。
ロキソニンを飲んで、布団で横向きに寝てじっと痛みに耐えた。
こんな調子だからご飯は食べられないけど、フェログラ2錠とサプリメントだけはたくさんは飲んだ。
昼食にパン1個・とサプリメントをたくさん。
今日の外来は16時からで、14時40分頃しゅうちゃんに送ってもらって15時30分頃に病院に着いた。
歩くとお尻と左足にピリッと電気が走るような感じがして痛い。
『この感じは大腸菌じゃないな。何だろう?不安だな。』
1Fで受付を済ませたあと、産婦人科外来で採血をした。
採血をしてくれた看護師さんが「こぶさん大丈夫?熱計って待ってて。」と体温計持って来てくれた。
お尻が痛くて座っていられないからソファーに横になって計った。
熱は38.6度あった。
『気分最悪。』
しかももんち先生は手術で診察できないそうだ。
『今日が一番診て欲しかったのに・・。』
もんち先生の代わりに講師の先生がこぶを診察してくれた。
内診台にまたがって、細胞診をしてもらった。
これで今回の熱の原因を調べるそうだ。
細胞診の結果は23日の外来で聞くことになった。
講師の先生「前にも熱出してるよね?」
こぶ「はい。5月に大腸菌に感染して・・。」
講師の先生「その時の事こぶさん詳しく知ってる?」
こぶ「エッ?知らない。」
講師の先生「うーん。話しても良いのかな〜?」
こぶ「主人も一緒に聞いてもいい?」と聞くとOKが出た。
診察室にしゅうちゃんを呼んで2人で聞いた。
こぶは5月に高熱を出した原因(大腸菌)について初めてまともに聞いた。
講師の先生によると、子宮の中のぶどう(胞状奇胎)と血液に「大腸菌」が発見されたそうだ。
普通なら血液は大腸菌に感染しないんだって。
先生と3人で「何でだろうね。」と首をかしげていた所に、タコ先生が来て、
「こぶさん、今日はもんち先生じゃないんだ。メ&#?∪∠√-+*・・・」とほとんど無理やり割り込んで来た。
『大腸菌について、こぶに話して欲しく無いのかな?講師の先生は話したそうだったけど・・。』
5月に撮ったMRIについても、もんち先生から特に聞いていなかったのでついでに聞いた。
MRIの技師さんの見解に「(ほんのちょっとだけど)肺に影が在り」とあった。
講師の先生「転移ではなく、肺炎になりかけていたのではないかな。」
そういえば・・・
『@5月のレントゲンで、もんち先生が「こぶさん、肺に転移なし!」とわざわざ病室にフィルムを持って来てこぶに見せていた。
病室に持って来て見せるなんて『変なの』と思ったのと、
Aしょっちゅういろんな先生達が様子を見に来るなあ。と思っていたんだ。
今日やっと、あの頃の先生達の行動の意味が分かった。』
もんち先生が「何ともないよ。」と言っていたこぶのケホケホ咳は肺炎になりかけの咳だったんだ。
『かなりやばかったみたい。』
この話をしている時もタコ先生は、「くぁswでfrtgひゅjきぉ;p@:メ&#?∪∠√-+*・メ&#?∪∠√-+*・。」とわけの分からない話で邪魔をした。
おかげで、大腸菌について満足できるほどは聞けなかった。
今日の採血によると、
CRPが4.2
WBC9,600ということで本来なら入院だったけど、婦人科のベッドは空いていないそうだ。
院長ベッドは空いているけど、そこだと、脳神経外科のベッドになってしまう。
他の科はイヤだったので、抗生物質を4日分処方してもらって帰ることにした。
講師の先生「おそらく次の(23日)外来で入院になるから、入院の準備して来るようにね。」
こぶ「解りました。」と返事をした。
帰りの車の中でも起きていられず、シートを倒して横を向いて眠って帰った。
家に着いてから、パンとサプリメントをたくさん、フェログラ2錠、ケフラールカプセル250mg2カプセル、それと今日貰ってきたダーゼン5mg1錠を飲んだ。
ケフラールとダーゼンは毎食後飲んだ。
食事のあと入院の準備をした。
『お尻が痛いよー。熱も下がらないよー。』
薬が効かなくてイライラする。
2004年6月22日(火) 『痛くて痛くて』
今日も熱が38.0度あってお尻が痛い。 |
2004年6月23日(水) 『今度は骨盤腹膜炎』
夜中の3時50分頃、熱が38.6度になった。 |