2004年6月24日から7月5日までの闘病日記

2004年6月24日(木)   『菌が2つ』

 朝の検温で熱が36.5度になった。
お尻の痛みも昨日よりは良い感じ。


 6時30分頃、採血4本と抗生剤2本をナンちゃん先生にしてもらった。
ナンちゃん先生がこぶの病名はやっぱり骨盤腹膜炎で、
「菌が2つ見つかったよ。詳しいことはあと2〜3日しないと判らないけど、一応報告ね。」
こぶ「分かったら教えてね。」
ナンちゃん先生「うん。教える。また来るね。」と病室を出て行った。

 朝食にパン1枚とフェログラ2錠とサプリメントをたくさん飲んだ。


 8時頃、産科の看護師さんの回診があった。
「今日、身体拭く?」と聞かれ、
こぶ「午後、お願いします。あとね・・菌がいるとおならが良く出るんだって、換気扇回してるんだけど臭かったらごめんね。」
たまたまマスクをしていた看護師さんが
「臭くてマスクしてる訳じゃなくて、風邪引いて・・・。」とあわてて言っていた。
他の看護師さんも笑顔で「気にしなくていいよ。」と言ってくれた。

 10時頃、売店に行こうと記録室の前を通りかかったとき、中からもんち先生ニコニコしながら話しかけてきた。

「婦人科に遊びに行くの?」

こぶ「うん。熱が下がったから、売店に行くの。」
もんち先生「気を付けてね。」とまたニッコリしてくれた。

 11時頃、鉄剤の点滴と4時間おきのサプリメントを飲んだ。

相変わらず鉄剤でお腹をこわす。
もんち先生に言っても、
「がまんして。」と言われるだけ。

『かなり、しんどいんすけど・・。』


 12時頃、寒いと思ったら熱あった。
37.5度。湯たんぽを借りた。

 昼食にパン1個とカロリーメイトゼリー、サプリメントをたくさん飲んだ。

 今日は産科・婦人科共に手術で忙しいのに、ナンちゃん先生がまめに病室に来てくれた。
こぶ「TVが見たい。」とお願いした。

 14時頃
「おめでと〜。かわい〜!」という声が廊下から聞こえてきた。

看護師さんが病室に来た時「赤ちゃん生まれたの?」と聞くと、
「帝王切開で三つ子が生まれたんだよ。」
こぶ「そうなんだ。」とニッコリしたものの『うらやましいなあ。』

 15時頃、看護師さんに手伝ってもらいながら、身体を拭いた。
ハゲを見て看護師さんが「こぶさん、ツライのにいつも笑顔ですね。」
こぶ「これ(ハゲ)って、めったにない経験だよね。」と笑うと、
看護師さん「笑顔がすてきです。」と励ましてくれた。

 身体を拭き終わったあとお菓子と4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 夕食はごはん少々とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。

 18時頃熱を計ると37.4度とビミョーに高い。
看護師さんに氷枕をもらった。


 19時頃、抗生剤2本をつないだ。

 21時30分に熱が38・6度になり、看護師さんに解熱剤1本をつないでもらって、4時間おきのサプリメントを飲んだ。

『今日もお尻が痛くて眠れない。』


 22時頃、ナンちゃん先生が「こぶさん起きてる?大丈夫?明日採血あるからね。」と病室に顔だけ出して行った。
 23時頃、点滴のおかげで熱が下がり、ようやく寝ることが出来た。

『やれやれ。』

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2004年6月25日(金)   『CRPが11.1』

顔
ききょうさん
顔
カンナさん

 朝方の4時30頃、寒気とお尻の痛みで起きた。
熱は38.6度あった。
ナースコールをして看護師さんにボルタレン座薬を入れてもらって、ついでに4時間おきのサプリメントを半分飲んでじっとしていた。

 5時20分頃、鉄剤の点滴。
4時間おきのサプリメントの残りの半分を飲んだ。
『体がだるい。』

 5時45分頃、お腹がグルグルして気持ちが悪くなって吐いた。
朝の検温のあと、頭が痛かったので「冷えぴた」を取りに共同の冷蔵庫に行く途中で、パッチリ先生に会った。
「こぶさんどうしたの?」
こぶ「頭が痛くて・・。」
パッチリ先生「大丈夫?」と、こぶの腕・首・おでこの順にさわり、
「本当だ。頭だけ熱いね。これなら冷えぴたで十分だね。」と言ってくれた。

 病室に戻ってから、採血を2本。
これは、白血球・腎肝機能を検査するため。
それと抗生剤2本をパッチリ先生がつないでくれた。

優しい先生で夜中に熱を出した事を心配してくれていた。

 何故かhCGも知っていて
「僕が見たのは11日のだけど、確か100だっけ?順調に下がっていて良かったね。つらいけど、がんばって。」と言ってくれた。
『うん、がんばるよ。』

 朝食にヨーグルトとサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。

 9時頃、ナンちゃん先生が病室に来て
「こぶさん、大丈夫?」
こぶ「うん。」
ナンちゃん先生「昨日の採血ねえ、CRP8.8だった。まだ高いね。つらいだろうけどかんばって。また来るから。」と病室を出て行った。
今日も、エレベーターで婦人科の看護師さんに会った。
「こぶさん、もうちょっと婦人科のベッド空くの待っててね。」と言われた。
『こぶが産科にいるから気を使ってくれてる。べつにいいのに。申し訳ないな。』

 朝の検温から熱が出ていないから、看護師さんに
「シャワー浴びたい。」と言ってみたら、
近くにいた先生に「他の菌に感染したら大変だから駄目。」
と言われた。しょうがないから身体を拭く事にした。

 昼食にパン1個とカロリーメイトゼリー、サプリメントをたくさん飲んだ。
 14時頃、寒気がして毛布を貰った。熱は37.5度あった。
お尻も痛いから湯たんぽも貰った。

 16時頃、しゅうちゃんが、こぶがリクエストした”冷やし中華”を作って持って来てくれた。

『うれしい。ウフッ。』


 16時20分頃、冷やし中華とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。
しゅうちゃんが洗濯もしてくれた。
『ありがとう。』

 18時過ぎに、しゅうちゃんが乾燥機に入れて帰った洗濯物を取りに行った。
その途中で先生達の群れを見つけた。

こぶを見つけたナンちゃん先生が「洗濯していたの?・・・(これから)回診回診!。」
もんち先生「あと、2〜3分で行くからね。」と言うので急いで病室に戻った。

 回診の時もんち先生が
「婦人科に移動するのは土・日は無理、月曜日だね。遊びに行っているから知ってる?」
こぶ「遊びに行ってないけど、満床って聞いた。」
もんち先生「来週でもいい?仕方ないね。」とこぶに気を使ってくれるから、
こぶ「うん。先生、私強くなったんですよ。このカレンダー(赤ちゃんの)、前の病院にもあった。覚えてるもん。」ピ-ンスタークのカレンダーを指差しニッコリしているこぶに、
もんち先生「ああこれねー。こういう病棟だからねー。」
こぶ「それに、個室に入れてもらえて快適だし、婦人科に移動するのいつでもいいよ。」と言うと、
周りにいた先生達が笑っていた。

ナンちゃん先生が産科の先生に「こぶさん、TVいいですかね?」と聞いてくれた。
産科の先生「いいよ。あとで、看護師に言って持って来てもらって。」
こぶ「やった!」
もんち先生「良かったね。」
こぶ「うん。嬉しい。」
ナンちゃん先生「今日の採血でCRP11.1に上がってたよ。
ツライだろうけどがんばって。」
と言ってくれた。
回診のあと看護師さんがTVを運んできてくれた。

 19時頃、抗生剤2本をつないで、バナナと4時間おきのサプリメントを飲んだ。
 20時頃点滴が終わった。婦人科病棟にテレビカードを買いに行ったら、ききょうさんとカンナさんに会った。
ききょうさん・カンナさん「こぶさんどうしたの?」
こぶ「骨盤腹膜炎になって・・・。」
ききょうさん・カンナさん「また熱が出てるの?大変だね。こぶさん頑張ってね。」と励ましてくれた。

 21時、今日はハリーポッターの日だった。(昔、高島忠雄が映画の解説してた時間帯)しばらく見ていた。

 22時に熱が38.3度になったから、看護師さんにボルタレン座薬を入れてもらった。
ついでにパン1口と4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 もの凄い寒気。
((´д`)) ぶるぶる・・・さむ~~
湯たんぽを2個貰って熱が下がるまでじっと耐えていた。


 24時には36.7度まで下がった。
4時間おきのサプリメントを少し飲んだ。

 24時30分頃、ようやく眠る事が出来た。

『おしり痛いよー。』

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2004年6月26日(土)   『焼きそば』

 朝の検温の後、抗生剤2本を看護師さんにつないでもらった。
朝食にヨーグルトとミニゼリー2個、サプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。

 8時30頃、あちこち体が痛くて熱を測ったら38.0度あった。

看護師さんにボルタレン座薬を入れてもらった。
 10時に鉄剤点滴をつなげ、4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 15時にしゅうちゃんが”焼きそば”を作って来てくれた。
お尻は痛いし、お腹はグルグルして気持ちが悪いから、お腹が空かない。
それでも、作って来てくれた焼きそばを食べて、4時間おきのサプリメントを飲んだ。

『しゅうちゃんが作って来てくれるごはんは食べられるけど、病院の食事は美味しくなくて(これでも以前より改善されたらしい)食べる気がしない。作ってくれるしゅうちゃんに感謝。』


 18時頃、残りの焼きそば、サプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。
 19時30分また熱が39.1度になって、看護師さんにボルタレン座薬・抗生剤2本をつなげてもらった。
 20時頃、ミニゼリーと4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 21時になっても熱が下がらない。お尻・関節が痛い。
 22時にようやく36.8度になって眠る事が出来た。

『そういえば、今日は先生達が1人も来なかったな。1月に入院して以来こんな事初めてだ。珍しいな。』

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2004年6月27日(日)   『ボルタレン座薬の活躍』

 朝の検温の後、抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。 

 7時頃、熱が38.0度出て、看護師さんにボルタレン座薬を入れてもらった。
 朝食にバナナとミニゼリー2個とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。

 10時には熱が36・5度に下がった。
汗をかいたからシャワーを浴びたくて看護師さんに聞いてみたが、
「午後になっても熱が出なかったらね。」
と言われた。

『熱がでないといいな。』

 11時に鉄剤の点滴をつないだ。
珍しくお腹が空いたから、ヨーグルト・と4時間おきのサプリメントを飲んだ。


 昼食にすいかとサプリメントをたくさん飲んだ。

 15時にようやくシャワーを浴びることができた。

『久し振りだから気持ちが良かったんだけど、疲れた。
お尻とお腹が痛くて具合が悪くなった。
シャワーを浴びるのは、当分やめよう。』

少し後悔した。


 16時頃、しゅうちゃんが作って来てくれたお好み焼きとサプリメントをたくさんとロキソニンを飲んだ。


 しゅうちゃんが帰ってからナンちゃん先生が病室に来た

「こぶさん明日、血液培養検査(イソジンを腕に塗って無菌にしてから採血をする。)と、普通の採血があるからね。」

こぶ「2つも検査するの?」
ナンちゃん先生「そう、血液培養検査で菌を特定して薬の効き目を見るのと、いつもの採血で白血球・腎肝機能・hCG値を見て、いつから治療するかを決めるんだよ。」
こぶ「この前大腸菌に感染した時に治療して、胃は痛いし熱も下がらないしでつらかったから今回は治るまで治療はしたくない。」と先生に伝えたら、
ナンちゃん先生「分かった。先生達に僕から言っとく。」
こぶ「よろしくお願いします。」

 夕食にパンとサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。
 20時頃、抗生剤2本を看護師さんにつないでもらった。


『今夜は熱が出てないから久しぶりに眠れそう。』

 夜中の1時に熱が38.0度出て、看護師さんにボルタレン座薬を入れてもらった。
 1時20分頃、4時間おきのサプリメントを飲んだ。
その後、点滴の針がつまって針を抜かれてしまった。

 こぶは今のところ脱水症状対策の24時間点滴中だけど、針が使えなくなってしまったから明日の朝に差し替えてもらう事にした。

『久し振りに点滴を気にしないで眠れた。』

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2004年6月28日(月)   『もっと強くなるのよ』

 朝の検温の後、抗生剤2本のルートをパッチリ先生にとってもらった。
熱は36.6度に下がった。

パッチリ先生「熱下がって良かったね。」
『うん、うれしい。』
採血4本もついでにパッチリ先生にしてもらった。

 朝食に昨日の残りのお好み焼きとサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。


今日は教授回診の日だけど、教授とは特に話さなかった。
それに、もんち先生はいなかった。

ナンちゃん先生に「明日婦人科に移動ね。ツライだろうけど、今出ている熱は腫瘍の最後の悪あがきだと思って、その・・最後っ屁みたいなもんで・・。これが出たら楽になるから。」
こぶ「屁?あはははは。そうだね。」とニッコリ。
主任先生「屁ってそんな、簡単に言う事じゃないでしょ!ツライんだから。」
こぶ「まさか、屁と言われるとは思わなかった。あははは。」と久し振りに声を出して笑った。
産科の師長さんがこぶに「まだ、治療していたのね。強くなったわね。
でももっと強くなるのよ。」

こぶ「これ以上強くなるの?」
師長さん「そうね。がんばって。」と言われた。(この意味は、治療が終わった9月にわかる。)

 11時に鉄剤の点滴と4時間おきのサプリメントを飲んだ。
 12時頃、ナンちゃん先生に「抗生物質の適応検査(皮内テスト)・血液培養検査・採血1本」をしてもらった。
抗生物質の皮内テストは腕にぷくっと、皮下注射をして入れる。
これが痛い!
2種類の抗生剤の反応を見る為、腕に2箇所ぷくっとされた。
あまりにも痛いから注射した所を「ふーふー」と息を吹きかけていたら、

ナンちゃん先生「そんな事しても無駄だからね。」とニッコリされた。

確かに無駄でした。
フーフーしても痛かった。


ナンちゃん先生「抗生物質の点滴、変わるかもね。」と病室を出て行った。

 昼食を食べようとしたら、もんち先生が24日と今日の採血データのプリントを持って来てくれた。

こぶ「CRP12.9。これは高いけど、
hCG8!本当?先生。」
もんち先生「良かったね。明日婦人科に移動ね。それと、治療は来週からだね。」
こぶ「うーん。・・・熱が下がってからじゃないとイヤだ。
CRP高いし、大腸菌の時無理やり治療して後悔したから。」

もんち先生「そうだよね。でもあのタイミングでしなかったら、せっかく下がってきたhCGが上がって今までの治療が無駄になる所だったからね。」
こぶ「うん。判っていたから自分で決断して治療したんだけど、そのあとつらくてねー。」
もんち先生「来週(7月)には熱(CRP)が下がる予定だから。」
こぶ「もし熱が下がらなかったら、私の希望としてはやりたくないな。」
もんち先生「そうだよね。」と話をしている時ふと時計を見ると12時30分だった。

『先生は外来が終わってからすぐにこぶの所に来てくれたんだ。
こぶが喜ぶ(hCG)と思って急いで来てくれたのかな?』


こぶ「先生、外来で忙しいのに来てくれてありがとう。」
もんち先生は笑っていた。
こぶ「先生、今度こぶの家引っ越すの。病院通うの大変だから。」
もんち先生「えっ、そうなの?。」とビックリしていた。

 もんち先生が帰ってから熱が、38.0度出て看護師さんにボルタレン座薬を入れてもらった。
『長々と起きていたからかなぁ。』

 14時に遅い昼食をとり、サプリメントもたくさん飲んだ。

 15時頃抗生物質が変わって、使った事のない抗生剤1本をつなげた。

 16時にしゅうちゃんが来てくれて、体を拭いてくれた。


こぶ「今日ね、ナンちゃん先生に熱は腫瘍の悪あがきで、最後っ屁みたいなもんだって言われた。」とニッコリして言うと、
しゅうちゃん「それは、いたちの最後っ屁の事かな?(意味は追い詰められた時の悪あがきの事。)」
『そういう言葉があるんだって。しゅうちゃん良く知っているなあ。
それにしても、ナンちゃん先生上手い事言うな。』


しゅうちゃんは明日、引越しをする物件を1人で見てくるという。
しゅうちゃん「写真を撮ってくるから一緒に見ようね。」と言ってくれた。

『条件の合うところがあると良いな。』

その引越し先予定地の辺りに引っ越すと、病院まで車で30〜40分くらい。
今の所より50分は短縮できるから、しゅうちゃんも病院に来やすくなる。
都心に近くなる分、家賃は・・・だけど、便利になるので嬉しい。

 17時過ぎに、パンとサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。
 20時頃寒気がして、湯たんぽを2つもらって抗生剤2本を看護師さんににつないでもらった。
 21時頃、熱が39.1度出て、氷枕をしてじっとしていた。
 22時に熱が39.4度になった。

ナースコールをして、看護師さんに解熱剤をつないでもらってから、4時間おきのサプリメントを飲んだ。


頭とお尻が痛くて眠れない。

 24時頃、37.5度になって、ようやく眠る事が出来た。


 夜中の3時頃、再び熱が出て38.6度。
看護師さんにボルタレン座薬を入れてもらって、4時間おきのサプリメントを飲んだ。

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2004年6月29日(火)   『古巣に帰る』

顔
ききょうさん
顔
梅さん
顔
セリさん
顔
ゆずさん
顔
温泉さん

 朝方の4時頃(↑前日の1時間後)、熱が38.2度から下がらない。
『何で下がらないの?』

 4時30分頃、4時間おきのサプリメントを飲んだ。
様子を見に来た看護師さんに、抗生剤2本をつなげてもらった。
『お尻痛くてつらいよー。(;´ρ`) 』

 
朝の検温で熱が36.8度まで下がった。
『良かった、良かった。(〃´o`)=3 フゥ』

8時頃、産科の看護師さんの回診があった。
今日は婦人科に戻る日なので、看護師さんにご挨拶した。
こぶ「緊急で入院してご迷惑おかけしました。
夜中に何回もナースコールしてすみませんでした。」

看護師さん「こちらこそ、行き届かなかった事があったと思うけど・・・。古巣(婦人科)で思いっきり甘えるんだよ。」
こぶ「ここにはハゲがいなくて他の患者さんもビックリしたと思うけど、個室を用意してもらったおかげで、ハゲを気にしなくて済んだもん。
今までお世話になりました。」


 朝食にパン1枚とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。

 9時頃、ナンちゃん先生に「13時頃移動ね。」と言われ、荷物を整理する。
 11時に鉄剤の点滴をつないだ。
 11時30頃、熱が38.3度になって、看護師さんに抗生剤2本をつなげてもらった。4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 昼食にグレープフルーツ半分とサプリメントをたくさん飲んだ。

 13時頃、婦人科に帰還した。
産科の看護師さんが2人付いて来てくれた。


 婦人科に着くと看護師さんに「こぶさんおかえり。大変だったね。」
こぶ「急に戻って来てごめんね。」と話しながら病室に案内された。
6人部屋が用意されていた。
熱があってお尻も痛かったので
「個室駄目?」と聞いたらOKが出た。

『聞いてみるもんだね!(ё_ё)キャハ』

産科の看護師さん、「こぶさん、お大事に〜。」

こぶ「今までお世話になりました。」と挨拶をした。

ききょう・梅・セリ・ゆずさんが心配して来てくれた。

まりもさんが隣の個室だったので挨拶をしに行った。

 14時の検温で熱が37.7度になっていて氷枕をもらった。

 夕食にごはん少々とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。
 18時頃、看護師さんに抗生剤2本をつないでもらって、4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 18時30分頃、ゆずさんが病室に来て

「温泉さんが個室に入院して来たんだけど、具合いが悪くて戻って来たんだって。。(ノ´o`)へ」
と言っていた。

温泉さんの個室の前を通ったらカーテンが開いていた。

温泉さんは電気も付けずに真っ暗な天井をじっと見つめていた・・。
こぶは声を掛けることが出来なかった。


 19時頃、しゅうちゃんに電話しようと記録室の前を通った時、タコ先生に会った。
点滴治療をあと3回するんだって。
それと、腫瘍が菌に感染しているから

「このまま熱が下がらなかったら、骨盤内の腫瘍(菌に感染している。)を手術して取る話が出ている。」
ということだった。
こぶ「今更、手術するの嫌だ。」
タコ先生「まあ、そうだよね。・・・でも、空気に触れると死滅する菌だから、ちょっと切って殺さないと・・・。
膿がたまるとそれこそ手術して取らないといけないし、なかなか治らないからねえ。」
と言っていた。
しゅうちゃんに電話で、タコ先生に言われた事を話したら
「気にしなくて良いよ。」と言ってくれた。
でも、
『怖いな』

 20時頃、熱が38.5度出て、抗生剤をつなげにナンちゃん先生が来てくれた。
「遅くなってごめんね。聞いた?点滴あと3回追加って聞いた?」
こぶ「うん聞いた。・・・点滴に入れる薬を100%じゃなくて、80%にして欲しいな。駄目?」
と聞くと、
ナンちゃん先生「会議の時先生達がこぶさん、『大変なのにがんばっていて偉いね』って、話していたんだからねっ、あと少しだしがんばって。p(・∩・)qガンバレ!」
こぶ「『がんばっていて偉い』って、そんな子ども扱いしなくても・・。
30過ぎているのに、恥ずかしいじゃん。」

ナンちゃん先生「あと少しの辛抱だと思ってね。また明日来るね。」と病室を出て行った。

 20時30頃抗生剤が終わり、点滴の交換をしに記録室に行くともんち先生がいて、「タコ先生と話した?」と聞いてきた、
こぶ「うん。手術って・・」とこぶが話すのを遮るように、
もんち先生「それは考えないでいいよ。気になって考え込んじゃうでしょ。」
こぶ「まあね。でも、少しは考えておかないとパニックになるから。」

もんち先生「7月の始めに撮るMRIを見てからの話だからね。多分無理だと思うし。」
こぶ「ふーん。じゃあ気にしない。」と話した。

点滴を看護師さんに交換してもらおうとしたら、また針先が詰まって抜かれてしまった。。

明日の朝、差し替えてもらう事になった。

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2004年6月30日(水)   『眠れない』

顔
まりもさん

 朝の検温の後、抗生剤2本のルートをパッチリ先生がとってくれた。
熱は36.6度。


 朝食にパン1枚とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠を飲んだ。

今日から抗生剤の点滴が増えて、飲み薬のクラビット100も処方された。今日からクラビット2錠を1日2回飲む事になった。
 

 9時頃、ナンちゃん先生が病室に来て「CRPが高いし、痛みを早く取り除く為に薬をじゃんじゃん使うからね。」と言って行った。

 10時頃、ヨーグルトと4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 11時の鉄剤の点滴の時にも4時間おきのサプリメントを飲んでおいた。
 昼食の時間に熱が38・7度出て関節が痛い。
抗生剤1本を看護師さんにつないでもらって、湯タンポをしてじっとしていた。

 14時に抗生剤のおかわりを看護師さんにつなげてもらったあと、お菓子とサプリメントをたくさん飲んだ。
 16時頃、バナナと4時間おきのサプリメントを飲んだ。


 今日は出歩かないで、ベッドでじっとしていた。


 夕食にぶどうとサプリメントをたくさん飲んだ。
フェログラ2錠・クラビット2錠を忘れずに飲んだ。


まりもさんが「温泉さんの所に挨拶に行こうと思うんだけど、なんだか入りずらくて・・・。」とこぶの病室にやって来た。
こぶ「個室を嫌だ。と言っていた人が入ってるって事は相当悪いんだと思うよ。」
まりもさん「そうね。話がしたかったらご自分から話し掛けてくれるわよねぇ。」
こぶ「うん。きっとね。」と話をした。

 19時頃、また点滴の落ちが悪くて針を抜かれた。
記録室でナンちゃん先生に差し替えてもらうが、失敗されて痛い。
痛いけど
「こぶさんは痛がりだ。」と言われた事があるし、
『あまり痛がったら悪いかも。』と思って我慢したんだけど、
つい
「うっ。うっ。」と唸ってしまった。

ナンちゃん先生「こぶさん、『うっうっ』って・・。
痛いって、言っていいよ。痛いって。」

こぶ「先生、痛いって言われるの嫌がるじゃん。」
ナンちゃん先生「そうだけど、うなられてもねえ。
痛いの分かるし、・・・刺す方も刺される方もお互い気を使うね。」

こぶ「そうだね。」
ナンちゃん先生「しかし、こぶさんの腕は、ルート取りずらくなったねえ。難しい。」と針先をグリグリされた。
こぶ「痛い!痛い!針抜いて。」
ナンちゃん先生「う〜ん。だめだ。入っても、落ちないね。」と何回かやり直して抗生剤2本をつないでくれた。

 19時30分頃、ミニゼリー2個と4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 22時10分頃、熱が37.7度になった。
パン1口と4時間おきのサプリメントを飲んだ。


『24時間点滴は、いつになったら終わるのかな?
つながれていると気になって眠れないよー。』

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2004年7月1日(木)   『10cmの腫瘍』

 朝の検温の後、抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。
熱が36.5度しかなくなった。うれしい。


 朝食にヨーグルトとサプリメントをたくさんとフェログラ2錠、クラビット2錠を飲んだ。


 10時頃、お腹が空いてヨーグルトと4時間おきのサプリメントを少し飲んだ。

 11時に鉄剤の点滴の時、4時間おきのサプリメントをまた少し飲んだ。

 昼食はメロンパンとサプリメントをたくさん。
 14時頃、パンと4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 17時頃、しゅうちゃんが作って来てくれた冷やし中華とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠、クラビット2錠を飲んだ。

しゅうちゃんが撮ってきた引っ越し先の物件を一緒に見た。
閑静な住宅街にある、そうだ。
『見に行きたいな。』

18時頃、抗生剤2本を看護師さんにつないでもらった。
お腹が痛いからロキソニンを飲んだ。


19時頃、教授回診があった。
こぶの病室にも来た。
教授が「こぶさん、お腹見せて。」と言うから、
こぶ「はい。」とお腹を出すと、
教授「ここだね。」と腫瘍のある場所を力いっぱい指で押した。
こぶ「いたwwwwい。やめて。」と顔をゆがめているのを見て、
教授「ここだね。」とさらにお腹をグイグイ押す。

タコ先生「これから内診するから準備して。」
と病室を出て行った。
そばにいた看護師さんが「こぶさん、やっとお腹痛いの治った所なのにね。
...ρ(..、)ヾ(^ー^;)ヨシヨシ」
と同情してくれた。
こぶ「また痛くなってきた。(-ω-;)ウーン」

記録室の内診台で診察してもらうので移動した。
研修医の先生達が、教授の診察を見たがっていたけどこぶが拒否したので、タコ先生と教授が診察した。
もんち先生は手術でいない。

『不安だな〜』

教授の内診は痛かった。
クスコの入れ方も雑。
子宮を見た教授は
「これは汚いねー。まだ残っているよ。」と言った。
『汚い?』
その後の触診では、「これ(腫瘍)は大きいなー。」と言った。
『大きい?』
カーテンの中でこぶは泣きそう。


タコ先生が教授に
「手術・・。」と言ったので、
思わず閉めてあったカーテンを開けて側にいたタコ先生の腕をつかんで
「手術イヤだ。怖い。」と言うと、
タコ先生「まあまあ、落ち着いて。」とニッコリされた。

その後も教授とよからぬ事を話していたのでその度にカーテンを開け
「今さら嫌だ。」
と言うと、
タコ先生「大丈夫だから。」とカーテンを閉められてしまった。

教授はあまりにもカーテンを開けるから、あきれた顔でこぶを見ていた。
内診が終わって部屋に戻ると、熱が37.8度あった。
解熱剤1本をつないでもらった。


看護師さん「こぶさん、大丈夫だった?教授の内診痛くて有名だから・・。」
こぶ「本当、心がないよね。こんなに痛かったの初めて。」と話をしていたら、もんち先生が病室に来て何となくピリピリしながら、「ごめんね。大丈夫?」と声を掛けてくれた。
こぶ「手術・・。」と言ったら、
もんち先生「えっ。こぶさんは出来ないよ。子宮残すんだから!」と言って再び内診をする事になった。
内診の時、
もんち先生「こぶさん、子宮には何もないけど、お腹の腫瘍は大きいね。」

こぶ「見せて。」とお願いしたらエコーの画面を見せてくれた。
もんち先生「お腹の腫瘍が子宮にくっついているから、これは手術は無理だよ。子宮残すんだから。」

とりあえず、手術はしないようなのでひと安心。
けど、お腹に血液を含んだ
10cmくらいの腫瘍があった。

やっぱり胞状奇胎とは異なる動きをしているから、「悪性腫瘍で臨床的絨毛癌」なんだって。
内診が終わるともんち先生は、エコー写真を持ったまま走ってどこかに行ってしまった。

『きっと、教授の所だな。もんち先生がピリピリしていたのは手術の話があったからだったのかな?』

病室に戻って、氷枕をしてメロンパンと4時間おきのサプリメントを飲んだ。


 22時30頃、熱が38.1度になった。
解熱剤1本を看護師さんにつなげてもらって、4時間おきのサプリメントを少し飲んだ。

 24時頃熱が下がったので、4時間おきのサプリメントを少し飲んで寝た。

『10cmの腫瘍はショックだ。なかなか眠れない。』

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2004年7月2日(金)   『手術はしない』

 朝の検温の時、熱が36.9度だった。

『夜も熱が出なくなればいいのにな。』

7時に抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。

看護師さん「こぶさん大丈夫?」と昨日の教授の内診について心配してくれた。

 朝食にパン1枚・ライフパック・ティグリーン・霊芝・その他のサプリメント・フェログラ2錠・クラビット2錠飲んだ。

 9時頃、ナンちゃん先生が病室に来て
「昨日は来れなくてごめんね。教授の内診痛かったんだって?
あのくらいになると、遠慮がないからねえ。」

こぶ「内診も痛かったけど、心の方が痛いよ。
これは大きいとか、手術とか言うんだもん。」

ナンちゃん先生「それは、きついね。」
こぶ「確かにエコーで見せてもらった腫瘍は10cm位あって大きかったけどさ・・。」
ナンちゃん先生「手術はしないと思うよ。タコ先生は切開した方が良いと言うけど、僕も、もんち先生も薬が効いているから様子を見たほうがいいと思っているから。」
こぶ「そうなんだ。」
ナンちゃん先生「手術は気にしなくて良いよ。」と色々話をした。

 11時に鉄剤の点滴の時に4時間おきのサプリメントを飲んだ。
 昼食におにぎり1個とサプリメントをたくさん飲んだ。

 14時頃、パンを買いに売店に行こうと、頭に”冷えぴた”を貼って歩いていたら、
看護師さんにつかまった。
「顔色悪いけど大丈夫?」
こぶ「うん。」と返事。

 売店から戻って来ると、お尻の痛みが復活し、
看護師さん「歩くと熱が出るから安静にしていてね。」と注意された。

 15時頃、買って来たメロンパンと4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 夕食にオムレツとサプリメントをたくさんとフェログラ2錠、クラビット2錠を飲んだ。

 19時頃、熱が37.5度出て、抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。
 20時頃、もんち先生が病室に来て「5日に採血をして、CRPが6以下になったら6日から治療ね。」
こぶ「治療が出来るのは嬉しいけど、しんどいの嫌だな。」
もんち先生「そうだよね。でも下がる予定だから。」
こぶ「治療の前に引っ越す物件を見に行きたいな。」
もんち先生「今日のところは熱もないし、外泊は無理だけど外出はいいよ。」
こぶ「先生ありがとう。」と話をして病室を出て行った。

 先生が帰った後、グレープフルーツと4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 20時30分頃、しゅうちゃんに明日、外出出来る事を電話して話したら、
「本当にいいの?」と心配していた。

『大丈夫じゃなくても出かけるの!』

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2004年7月3日(土)   『10日ぶりの外出』

顔
まりもさん

 朝の検温の後、抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。
今日も熱が36.6度で気分がいい。

 今日は14時から18時まで外出する。
『10日ぶりの外出にワクワクする。』

 朝食にパン1枚とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠とクラビットを2錠を飲んだ。

 9時頃、ナンちゃん先生が外出届けを持って病室に来てくれた。
「気をつけてね。熱が出たら戻って来るんだよ。」
こぶ「うん。」と返事したのに、
「熱がでたら絶対に帰って来るんだよ。」と念を押された。

 11時に鉄剤の点滴をつなぐ時、関節が痛い気がした。
熱を測ると37.8度あった。
看護師さんに「こぶさん、熱があるね。外出はだめだよ。」
こぶ「大丈夫、今からロキソニン飲むから14時までには下がるよ。」
看護師さん「そうかなー。やばいんじゃない?(;一一) ジロー」
こぶ「緊急で入院したから、外に出たいの。お願い先生に言わないで。╋(゚o゚;)あーめん 」
看護師さん「どうしようかなー。」とニッコリされた。

『ううっ。熱よ下がって!((“o(>ω<)o”))』

 11時30分頃、パンと4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 昼食にメロンパンとサプリメントをたくさん飲んだ。


 13時30分頃、外出の時間なので点滴を止めてヘパロックした。
 14時頃、しゅうちゃんが迎えに来たので18時まで外出する。
心配していた熱は36.8度に下がった。


『今日は夏日のように暖かい(一般的には暑い)日で気持ち良いけど、夏バテしそう。』

 念願のく引っ越す予定のマンションをいくつか見に行くことにした。
その内の1つに、大家さんがマンションの隣に住んでいるマンションがあった。駅までちょっと遠いけど、こぶの入院している病院まで車で30分で行けるし、仕事柄よく行く所にも30分。
めちゃめちゃ近くなる。


しゅうちゃん「ここにしようと思ってるんだけどね。明日鍵をかりてくるよ。」と話した。

 ご飯を食べたあと今の家に寄って少し寝た。

 夕食に”おすし”を食べて病院に戻るつもりだったのに、起きたのが18時で、病院に「今起きました。」と電話をした。
看護師さんが笑って「分かりました。帰って来たら点滴あるからね。」と言われた。
おすしはまだ食べてないけど、お腹が空いていなかったからそのまま病院に戻った。

『おすし・・。食べたかったな。』


病院に戻ってすぐに抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。

看護師さん「こぶさん、お帰り。ヘパロックしたまま外出して食べて来たの?」
こぶ「うん。差し替えるの嫌だったから。
このままでも、じろじろ見られないよ。」

看護師さん「こぶさん、強くなったね。」
こぶ「まあねー。」と話をした。

 まりもさんが病室に来てくれたから少し話をした。
 20時頃、ゼリーとサプリメントをたくさんとフェログラ2錠、クラビット2錠を飲んだ。

 明日も外出許可が出ているから物件を見てくる。
久し振りに外に出て疲れた。
 22時頃、ゼリーと4時間おきのサプリメントを飲んだ。

夜も熱が出なくなり良い感じ。

『これで、お尻の痛みが取れれば言う事なしなんだけどなぁ。』

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2004年7月4日(日)   『今日も外出します』

顔
やさいさん

 朝の検温の後、抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。
今日は熱が37.9度あって、体調はいまいち。


看護師さんに「こぶさん、外出やばいね。」と言われた。

 朝食にパン1枚とサプリメントをたくさん、フェログラ2錠、クラビット2錠、ロキソニンを飲んだ。

 9時頃、熱が37.1度に下がり
『これなら13時に外出できるな。』

10時頃、
パッチリ先生「こぶさん、痩せたね。大丈夫?」と心配され。
こぶ「お尻痛いし、胃がむかむかして食べられない。」
パッチリ先生「もう少しの辛抱だからね。」とニッコリしてくれた。
しばらくして
やさいさんに「こぶさん、痩せたわねー。そんなにつらいなら、子宮取っちゃえばいいのに。」

こぶ「えっ?子宮取る?」
やさいさん「取ったら楽になるでしょ。見ていてつらいんだよね。」と言われた。

『悪気はないんだろうけど、今まで仲良かっただけにそんな事いわれるなんて・・・悲しい。』


 11時に鉄剤と4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 昼食にメロンパンとサプリメントをたくさん飲んだ。
 13時頃、点滴を止めてヘパロックした。

 14時頃、しゅうちゃんと18時まで外出した。
熱は37.1度ビミョーに高い。


看護師さんに「無理しないで休めば?」
こぶ「平気。行って来ます。」
看護師さん「気をつけてね。」と心配してくれた。

 昨日寝坊して食べ損ねたおすしを食べ、4時間おきのサプリメントを飲んだ。

それから、昨日、気に入ったマンションを見に行った。
鍵はしゅうちゃんが預かっていたから中に入って間取りをチェック。

今の所より広いし、きれいで良い感じだった。
しゅうちゃんも気に入っていたからここに決めた。


 疲れたから17時には病院に戻った。
 夕食にパン1個とサプリメントをたくさんとフェログラ2錠、クラビット2錠を飲んだ。

 18時頃、抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。
『今日も外出したから良く寝むれそう。』そう思っていたのに・・・。

 23時頃、お腹が痛くて起きた。
ロキソニンと4時間おきのサプリメントを飲んだ。


『吐き気もしてかなり気持ち悪い。2日連続で出かけたから疲れたのかな。』

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2004年7月5日(月)   『白血球 多すぎ!』

顔
かりんさん

 朝の検温の後、採血が2本あった。
白血球・腎肝機能・CRPを調べる為で、パッチリ先生にしてもらった。


パッチリ先生が「教授も、hCGが99万の患者さんを見るのは初めてで、相当びっくりしたんだよ。」

こぶ「急に入院とか言われて、教授に歯向かっちゃった。」
パッチリ先生「事情を知らないんだからしょうがないね。」と話をしながら採血と、抗生剤2本をつなげてくれた。

 朝食にパン1枚とサプリメントをたくさん、フェログラ2錠、クラビット2錠を飲んだ。

 9時頃、教授回診があって
教授に「熱は?」
と聞かれ、
こぶ「35.6度です。」
教授「良かったね。」とニッコリしてくれた。
もんち先生もニッコリして、
「抗生剤、効いて良かったね。明日から治療ね。」
こぶ「本当に熱下がって良かった。嬉しい。」
ナンちゃん先生にも「良かったね。また来るね。」と病室を出て行った。
 10時30頃、鉄剤の点滴と4時間おきのサプリメント。

 昼食にヨーグルトとグレープフルーツ、サプリメントをたくさん飲んだ。
 13時30頃、熱が37.8度。
ロキソニンと4時間おきのサプリメントを飲んで、冷えぴた・氷枕をしてじっとしていた。

 15時30頃、売店に行ってメロンパンとアイスを買って来て、4時間おきのサプリメントを飲んだ。
 16時頃、パンとサプリメントをたくさん飲んだ。

 16時30分頃、外来で来ていたかりんさんがお見舞いに来てくれた。
「こぶちゃん見て!3ヶ月でこんなに髪がはえたよ。」と帽子をとって見せてくれた。
こぶ「凄いですね。こんなに髪の毛もしゃもしゃになるんだ。」
かりんさん「そうよ。だから、こぶちゃん元気出してね。」と励ましてくれた。

 夕食にさくらんぼとパン1枚、サプリメントをたくさん、フェログラ2錠、クラビット2錠を飲んだ。
 18時頃、抗生剤2本を看護師さんにつなげてもらった。

 20時頃、パッチリ先生が今日の採血データのプリントを持って来てくれた。
6/28日に
WBC5,000
CRP12.9
だったのに、
今回
WBC146,000
CRP6.4だった。


『白血球頑張ってる』


WBCが高いのは、
「菌を殺しているからで、問題なし。」との事。
熱がなかなか引かないのは
「歩くから上がるんだよ。」


こぶ「という事はまだ、完全に治っていないのね。」
パッチリ先生「そうだよ。今日もこぶさん、冷えぴた貼って歩いてたでしょ?熱あるのに歩いて大丈夫なのって先生達と話していたんだよ。」
こぶ「37度の微熱があるから、冷えぴたしてたんだけど売店に行きたくてね。」
パッチリ先生「まあいいけど。なるべく寝ていてね。
抗生剤効いて良かったね。」

こぶ「うん。明日から治療できるから嬉しい。」
パッチリ先生「こぶさんのMEA療法を調べたの僕なんだよ。
昔の学会の資料とか調べまくって大変だったんだよね。
子宮を取ってから、抗がん剤治療をするのが一般的な治療だからね。それにこぶさんは珍しいからね。」

こぶ「そうだよね。ここの病院じゃなかったら子宮取られていたかもって思うもん。」
パッチリ先生「教授にこぶさんが若くて子宮取りたくないって言っていたから、1液でだめなら次々と色々調べるように言われたんだよ。」
こぶ「そうなんだ。良かったここに入院して。」

パッチリ先生「こぶさんは珍しいから埼玉県中の先生が見たいだろうね。」と色々と話をした。

 そのあとナンちゃん先生が病室に来て
「こぶさん、明日から治療ね。」

こぶ「うん。治療やっとできるね。」
ナンちゃん先生「明日からの治療なんだけど、もんち先生が凄い悩んでいたんだよ。」
こぶ「そうなの?」
ナンちゃん先生「こぶさんが辛くなるから、どうしようかってね。明日がんばってね。」と話をして病室を出て行った。

 21時頃、パンと4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 夜中の1時頃、お腹が痛くて起きた。
熱は36.9度しかないけど、出血していた。

4時間おきのサプリメントを飲んで寝た。

 3時頃、再びお腹が痛くなって起きた。
今度は38.1度あった。

ロキソニン、セルベックス、パン1口、4時間おきのサプリメントを飲んだ。

 『久し振りにつらくて、眠れない。』


 5時頃、ようやく熱が下がり、4時間おきのサプリメントを飲んで寝た。

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