2004年9月1日から9月6日までの闘病日記

2004年9月1日(水)   『あわてふためく子供』

顔
ゆずさん

 午前中、お天気が良かったから洗濯をした。
洗濯物を干そうとベランダに出たら、すごくムシムシしていて暑い・・。

『帽子はかぶらなくてもいいや。』
と、バンダナを頭に巻いて外に出て洗濯物を干した。

ちょうどその頃、隣のお宅では・・・
小学生と幼稚園児の子供達がベランダでしゃぼん玉遊びをしていた。
洗濯物をさおに掛ける時、部屋の境の壁(火事になったら蹴破っていいやつ)のそばで遊んでいた2人と目が合った。
2人とも口をポカーンと開けてこぶを見ていた。

こぶ「こんにちは。」と、声を掛けると2人ともよっぽど怖いものを見たのか声も出ないまま
アワワ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)アワワ 状態になってしまって、急いでお家に入ってしまった。


『声掛けないほうが良かったかな?』


 昼食に冷やし中華を作って、サプリメントもたくさん飲んだ。

 13時頃、ゆずさんから電話が来て、
『めずらしいな。』と思って電話に出ると、
ゆずさん「こぶさん私ね、セカンド手術する事になったの。
先生達が、抗癌剤の効果があったかお腹を開けて見たいんだって・・。」

こぶ「いつするんですか?」
ゆずさん「7日の日にね。それで、今日これから入院する事になったの。」と、なんだかとっても不安そうだったので、
こぶは話を聞いてあげたりお孫さんの話を振ってあげたりして、気持ちを紛らわせてあげるようにした。
電話を切るときにゆずさんに、
「こぶさんと話して良かったありがとうね。」と、お礼を言われてうれしくなった。

 夕食の時しゅうちゃんに、ゆずさんから電話があったことを話すと、
しゅうちゃん「お見舞いに行けば?明日あっちの方に用事があるから。」と言ってくれたので明日お見舞いに行く事にした。

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2004年9月2日(木)   『見 舞 客』

顔
ゆずさん
顔
ミニーさん
顔
ゆべしさん

 今日も天気が良かったので布団を干した。
来週は入院しているからお家に居ない。

思えば「あっ」という間に、MEA8クール目、ラスト入院の時が来た感じ。

 今回で入院が最後になると思うと嬉しいはずなのに、仲の良い患者さんやもんち先生達に会えなくなるのが、少し『寂しいな。』

 昼食に、お蕎麦とサプリメントをたくさん飲んだ。

 昼食の後、ゆずさんのお見舞いに病院に行った。
エレベーターに乗って婦人科病棟に着くと、偶然もんち先生に会った。
もんち先生は患者さんを連れてどこかに行く所だった。
もんち先生「あれ?こぶさんどうしたの?遊びに来たの?」とニコニコ嬉しそう。
こぶ「遊びにってちがうよー。ゆずさんのお見舞いに来たの!」
もんち先生「ゆずさんなら522号室にいるよ。」とニッコリ。
こぶも笑顔で先生と側に居た患者さんに会釈をしてゆずさんの病室に向かった。

ゆずさん「あー。こぶさんわざわざ来てくれたの?」

こぶ「うん。電話でげっそり痩せたって言ってたけど、元気そうで良かった。」
ゆずさん「初めて手術する患者さんが不安がってないのに、2回目の私がびくびくしていられないでしょ。」と、ニッコリ。
こぶ「それもそうだね。」と、笑顔で話をしていたら、さっきもんち先生の側にいた患者さん、ミニーさんが病室に入って来た。

 ミニーさんは、ゆずさんの隣のベッドの患者さんで、主治医はもんち先生でゆずさんと同じ日に手術をする。

 こぶも主治医がもんち先生だということを話すと、
ミニーさんは、「あの先生はいつもぼそぼそと話すの?」
こぶ「うん。優秀な先生なのに自信がない感じの話し方をするんだよね。」
ゆずさん「もんち先生は現役で医学部に合格した優秀な先生なのよ。」
こぶ「そうなの?良く知ってるね。」
ゆずさん「患者さんから聞いた。」
ミニーさん「じゃあ。大丈夫かなぁ?こぶさん、私ね子宮筋腫なんだけど。筋腫が大きすぎて場合によっては子宮取るって言われたの。子供もう1人欲しいのにな。」
ゆず「場合によってはなんだから心配いらないわよ。」
こぶ「子宮を傷つけないで筋腫がはがれるといいですね。」と話した。

こぶ「お子さんはいくつですか?」と、お子さんの話を振ると、
ミニーさん、「女の子でね。4歳なの・・・。」と嬉しそうに話してくれた。
『笑ってくれた!』
しばらく3人で話していたら、

ゆべしさんが、「何かこぶさんの声がする・・。」と、病室に入ってきた。
ゆべしさん「こぶさん、みかんあるのよ。病室来ない?」と、誘われたので、ゆべしさんの病室に移動。

 ゆべしさんの病室には、猫バスさんと顔見知りのいつもお菓子をくれる患者さんが入院していた。

 患者さん達に挨拶した後、それぞれの近況について話をした。
帰る時に看護師さん達に「来週来ます。」と挨拶をした。

 帰りの車の中で、しゅうちゃんにゆずさんとミニーさんなどお話してきた事を話した。
お家に着くと、かなり疲れていたらしくすぐに眠った。
『しゅうちゃん、ありがとうね。』

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2004年9月3日(金)   『記念日 その1』

 今日はこぶ達夫婦の入籍した日です。
そんな訳で、今日はお家でお祝いをします。

 午前中にメニューを考えて買出しに行き、14時頃からしゅうちゃんもこぶも大好きなグラタンを作りました。
今回は、ホワイトソースをレンジでチンして作るのではなく、少し手間をかけて作りました。
お鍋にバタ−を溶かして、小麦粉もダマにならないように振るいにかけてよく練って。
出来たホワイトソースを裏ごしをしてと・・・。
ホワイトソースを大量に作ったので腕が少々痛いです。

 グラタンを焼いている間に、サラダとトマトとベーコンのスープとペンネのアラビアータも完成させる。

『しゅうちゃん、早く帰って来ないかな。』

 19時頃、帰って来たしゅうちゃんと、近所の酒屋さんにワインを買いに行きました。
これで、お祝いの準備が整いました。
今月はあと1回、お祝い事があります。
それは結婚記念日(9月15日)です。

この日は2人でおしゃれなレストランを探して行く予定です。
今から楽しみです。

それと、10月にもこぶ達夫婦の、披露宴を挙げた記念日(10月9日)があるので、ケーキはその時に買ってもらいます。

今月も来月も、こぶ達夫婦にはイベントがいっぱいでなんだか嬉しいです。

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2004年9月4日(土)〜 6日(月)   『まだまだ続いてます』

 この期間のこぶは、7日からの入院の準備をしつつ、治療が始まると食べられなくなるから好きな物を好きなだけ食べて過ごしていた。

 もちろんサプリメントもきちんと飲んで、適度に運動(ペットボトルで作ったダンベルを、TV見ながら振り回しています!)をして体調管理は完璧です!

 そうそう、生理が始まってから1ヶ月も経つのに、終わる兆しもない。
ここのところがちょっと不安ですが・・・。

 最後の入院を無事終えることができるよう、気合を入れてがんばって来ます!

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